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高田本山・春の八景 [高田本山]

本山へ行っておりました。
只今、本山では一光三尊仏御開扉慶讃法会が勤まっております。私も今朝の晨朝説教を仰せつかり精一杯のお取次ぎを不肖ながら勤めてまいりました。
とにかく、寒くて寒くて、御堂の中でブルブルと震えておりました。ただしそのせいでしょうか、境内の桜がまだまだ見頃を保っておりました。
幾枚か写真を撮ってまいりましたのでご覧ください。

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朝はどんよりと曇っておりました。それでも桜の花の白さは十分に明るく見えます。

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桜の花びらが縁取り。昨日の雨で満杯です。

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山門から境内を覗く。朝はまだ人も少なく、静かです。

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枝垂桜でしょうか。聖人御廟の手前にて。桜を見えたように写真に収めるのは難しく、とてもじゃないが無理だな。

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適当にほったらかしな感じがイイ。曇天下だからよかったのかも。

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明日はお天気は崩れますっていう時の夕陽のようです。

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こちらは如来堂。なぜか障子が開け放たれていて、阿弥陀様が拝めました。南無阿弥陀仏。

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隅の方でこっそり咲いていたところを、私に見つかりカシャ。


伝道布教の研修 [高田本山]

先日、高田本山にて「布教伝道研修講座」が開催されました。主催の一員である私も出席し、二人の実演者の法話をそれぞれ15分拝聴し、意見を交わし、講師のアドバイスなどをいただきました。
私はもっぱら聞いているばかりではありましたが、話をされる方に自分を重ね、講師のひとことを私へのアドバイスと聞かせていただき大変勉強になりました。
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こちらは発表者のおひとり藤尾忠洋氏です


浄土真宗において法話こそが要であると改めて感じております。それは真宗僧侶として僧侶であることの証しが法話であり、真宗信徒としても法話を聞くことにおいて初めて凡夫でいることができるからです。
大仰な言い方かもしれませんが「真宗においては僧侶も一般もなく、法話に身を投じてゆくことが肝要である」ということでしょうか。

今回の法話の実演を聞いていても、どれだけ仏教を勉強しても、話をする人間自身が気付いたり感じたりしたこと以外は人には伝わらないということを改めて教えられました。これは私自身もよくよく肝に銘じておかなくてはいけません。そうでないと上っ面の宣伝文句で終わることになってしまいますから。

真宗法話の幕の内 [高田本山]

目前のご案内で恐縮です。明日1/31(土)に高田本山にて「真宗合同布教大会」という催しが開かれます。
これは真宗僧侶たちの中から自主的にみんなで法話の学びの場として、一堂で発表する場を設けましょうと始まったリレー法話会です。
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高田本山の新しい高田会館ホールが会場となります。もちろん入場は無料です。
ひとり20分の枠の中でそれぞれの御法義を語ってくださいます。出演者は以下の通り

10:00 開会式
10:30 西川舜優氏  (高田派)
11:00 伊東八葉子氏 (大谷派)
11:20 朝山明彦氏  (本願寺派)
13:30 和田隆恩氏  (大谷派)※節談
14:00 野村進氏   (大谷派)
14:20 釈妙慶氏   (本願寺派)
14:40 秦常然氏   (誠照寺派)
16:10 竹中慈祥氏  (大谷派)
16:30 大河戸悟道氏(高田派)
16:50 閉会式

この末席に私の名前もあります。この行事は若手僧侶対象と聞いておりましたので、まさか自分が出ることになるとは思いもしなかったのですが、これもご縁と思いまして謹んで参加させていただきます。
キチンとした法話ができる自信は全くありません。でもここでしか多分話すことが出来ないだろうなあと思うことを準備しております。自分としてもそれはお楽しみということですね。

明日はたっぷりと法話に浸ることのできる素晴らしい一日となることでしょう。会場に足を運んでくださるのが一番なのですが、ユーストリームというものでインターネットを通じて同時中継もされるそうです。(これって世界中で見る事ができるらしいですよ)

詳しくはこちらをご覧ください。
http://sinshugodo.net/6th

本山お七夜お参りして参りました。 [高田本山]

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高田本山御影堂です。一年で最も大切な法会「報恩講」が1/9~1/16まで厳修されました。

この報恩講は「お七夜」とも呼びならわされています。
この時の本山は一種独特な雰囲気です。
参詣者の数が多いことももちろんですが、日に四回ずつ法要がありますので、晨朝と勤めるとみんなで朝ごはん、お日中を勤めてみんなでお昼ご飯、お逮夜を勤めて一服して、初夜を勤めておしまい。
一日を通して境内のあちこちに派内のお寺さんがウロウロしていますから、あっちで「お久しぶり」、こっちで「お元気そうで」と知人友人と出会えます。
真宗高田派僧侶の一員であることを実感します。意味もなくなんか嬉しさが湧いてきます。
だから毎年お参りするのでしょうね。

ちなみにこちらが本山でご用意いただく「お非時」
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こちらは一般の方にも召し上がっていただけます(有料)

肝心のお七夜が終了してからの記事で申し訳ありませんでした。
来年には是非ご都合をつけていただきお参りくださいませ。



お七夜 [高田本山]

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お七夜 報恩講

ご案内が遅れました。津市一身田の高田本山では最も大切な法要であります、報恩講が勤まっております。
1/9(金)~1/16(金)までの七夜八日間に亘り営まれますので「お七夜(おしちや)」と呼び親しまれております。
毎日、晨朝・日中・逮夜・初夜とお勤めとお説教がございます。是非お参りにお出かけくださることをおすすめします。
因みに私、住職は1/14日お逮夜(午後2時より)のお説教を仰せつかっております。

詳しくはこの高田本山のHPよりご確認ください。
http://www.senjuji.or.jp/oshitiya/index27.php

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