法話の力

昨日は高田本山で「布教伝道研修講座」のお手伝い。
事前に準備を進めてくれていた二人に15分ずつの法話を披露していただく。
もちろん、思い通りに話せることなど出来るものではないし、原稿通りに話すことができたとしても、大切なことがきちんと伝わるかどうかは、また別の問題である。
ただ、講座の目的はここで上手に話せることではなく、むしろ思うようには話せなかったり、そもそも自分の中に仏法への思いが足らないことが露呈したりすることを期待する。
それが話した本人にとって何よりの気付きであり、今後の励みとなってくれるだろうからである。

きちんとしたフォローは本願寺派よりお招きした花園静人先生です。
チャレンジしている若者への愛情たっぷりにご指導をいただきました。

この講座、僧侶が法話の実践を学ぶという、ある意味専門的な講座ながら、一般の方々（僧侶ではない人）にも好評なようで、毎回たくさんの方が聴講に来ていただいております。
それは本当にありがたいことですし、仏法そのものの有する魅力に違いないと感じております。

次回は４月２５日（月）午後１時３０分より、高田本山宗務院にて「布教伝道大会」として開催します。
どなたでもお参りしていただけます。お越しください。