寺院巡礼の一日

今日は快晴の下、移動距離２００㎞を超えるお寺巡りをしておりました。
まず最初は桑名の西恩寺、そう池田勇諦先生のお寺です。実は私、大失敗をしてしまったのでした。西恩寺では偶数月の４日に同朋会として聞法会が開かれているので、今日も当然あるだろうと思い込み、早朝よりいそいそと出かけたところ、ご覧のように本堂は工事中。
「あれあれ？？」と境内で立ち尽くしていたところ、住職が丁度出て来られ、聞けば一年以上前からずっと事あるごとに本堂工事中は同朋会は不定期となりますよ。寒い冬の間はおやすみですよと告知し続けていたそうです。私は昨年も何度かお邪魔していたのですから、その旨耳に入っていたはず・・・。でもこの有り様です。いかに人の話を聞いていないかということであります。気の毒に思われたのかご住職がお茶を出してくださり、なんと勇諦先生も出て来てくださり、暫く先生とお話することができたので、やっぱり来てよかったというこです。

さて、とはいうもののここまで高い高速料金を払っているのに、このまま真っ直ぐ帰ったのでは無駄になると思い、一度お参りしたかった清沢満之のお寺へ向かうことにしました。

碧南の西方寺です。駅のそば、目の前には碧南市藤井達吉現代美術館もあるという街中のお寺。あいにく清沢満之記念館は本日は定休日（金・土・日のみの公開だそうです）
清沢満之は大谷派の学僧。明治36年に39歳という若さで亡くなっている。清沢満之が現れて浄土真宗は復興したとも言われるほどの人物であります。

その西方寺から歩いてゆける距離に曹洞宗宝珠寺（ほうしゅうじ）があります。ここの若い住職とはつい先日、未来の住職塾という僧侶の経営セミナーで知り合ったばかりであります。非常にまじめなお坊さんで今後が非常に楽しみな方です。

その住職の趣味であり、地域貢献の意味も含めて作っちゃったのがこの本格的なジム。トランポリンからサンドバッグ、ボルタリングとなんでもできるようになっていて、子ども達を集めて楽しませているそうです。

さてそこから安城の本證寺へ。ここのご住職とは聞法友だちと言ってもいいでしょうか。あちこちの会場で顔を合わせます。一度お参りにと思っていたので、行ってみたところ・・・・「ははは・・・」
思わず笑ってしまうほど大きな構えのお寺にビックリ。なんと境内を水をたたえた堀が囲んでいるのです。
橋を渡って山門。山門をくぐるとこれまた大きな本堂。そしてその奥へ奥へと境内地は続くのです。

それから西浦温泉へと車を走らせ、到着したのが真如寺。

こちらの若い住職夫婦とも未来の住職塾で知り合い、色々とユニークなイベントを開催していると聞いておりました。あいにくお留守でお会いすることでできませんでした。でも案内を見ると2/6にコスプレ撮影会をお寺で催すらしいです。一体どんなことやるのだろう？気にはなれども、その日はとても来られません。残念。
ここ真如寺の本堂に上がってみると素晴らしい荘厳に輝いていました。

厳かで華やかで「ありがたい」ってこんな感じなのだろうと思います。

うっかりの失敗から、思わぬお寺巡りになり、なんだかヤル気の充電ができた一日でありました。