特別な場所

今月３日のブログで「事故現場など故人、ご遺族にとって特別な場所でお勤めを承ります」と謳ったところ、それをご覧になってメールを下さった方がありました。
その時の記事です。http://shotaiji.blog.so-net.ne.jp/2015-12-03

その方は市内のある交差点でオートバイと乗用車の事故の直後に現場に居合わせ、そこに横たわる被害者を目撃されました。その後仕事で関わった葬儀がなんとその事故で亡くなってしまった方のものだったというのです。
それからは親族でも知人でもないのに、その現場を通るたびに事故の光景が思い出され、どこにも持って行きようのない重苦しさを感じておられたようです。
そこにたまたま目にした私のブログの先の一言に思わず連絡をしていただいたようなのです。

今日、現場で待ち合わせ、お線香を手向け、重誓偈をお勤めし二人で手を合わせて参りました。
依頼主のほっとした表情が印象的でした。１年以上ももの間、その事故の事が頭から離れなかったのかもしれません。
こうした「特別な場所」を抱えていらっしゃる方は結構いらっしゃるのではないでしょうか。
わたくしなんぞでよろしければご連絡いただければお参りさせていただきます。