長い眠りより目覚め・・・・・

祖母のタンスより出てきた古い腕時計。ひとつは女性用、もうひとつは男性用。

「ＳＩＭＯＷＡ」？聞いたことも無いメーカー名

どうやらこの男性用の腕時計は祖父龍秀のものらしい

竜頭を回すと手応えがあり、手巻き式の時計と分かる。
早速、チリチリチリと螺子を巻く。
ところが動いてくれない。（やっぱり、無理かぁ）

それでも十日間ほどつついたり、指で弾いたりし続けたところ・・・・・・。
なんと秒針が動き出したではありませんか。

祖父は昭和３３年に亡くなっているので、この時計もそれからは祖母のタンスの中にしまい込まれていたと思われる。
つまり５３年間も眠りについていたものが、再び動き出したのであった。
ちょっと嬉しい・・・いやかなり嬉しい！！

毎朝、この竜頭を巻くことが日課になりそうだ。

コメント 2

おお！なんと味わいのある腕時計!!!

５０年以上仮死状態（失礼！）だったのに・・・

息を吹きかえしたのですね＼(~o~)／ﾊﾞﾝｻﾞｲ！
マウストゥーマウスならぬ、指チカラが彼のハートを動かしたのですね♪

とってもステキなお話し^m^　ありがとうございます！

リュウズ・・・いい響きだなぁ～（*^_^*）
by mi-cat (2011-11-04 17:50) 

物にも魂、心が宿っていると感ずる時がありませんか？
今回も正にそう。「大事にするから、動いて・・・お願い・・・」と念じ、動かぬ時計を暫くはめていたりして、もう理屈じゃないんだなあ。この時計に恋してしまい、何とか目覚めさせられないかと「眠れる森の美女」の王子様みたいに願った（接吻こそしませんでしたけどネ）結果でしたから。
ブログ記事にこんなこと書くと「変態」がバレテしまうので、このすみっこで報告。
by 悟道 (2011-11-04 22:40)