法要のご報告

あっという間に一週間が過ぎまして、１０月になってしまいました。
先週の24日（土）、25日（日）と正太寺の秋季永代経法会が勤まりました。
今年の彼岸はずっと雨に降られ、初日から雨模様。
それでも大勢のお参りがあり、一層ありがたいことでした。

お説教は梛野明仁師です。梛野さんのお話をみんなが楽しみにしているのが、待っている時の堂内の雰囲気で分かります。今回初めて法会のお参りに来られたという方が、梛野さんのお話を聞いて「すごい人が来るんですねえ」と驚いてみえた。力のある人は違うなあ。

日曜日の朝事は高山信雄師です。写真からも伝わってきますが、とても和やかで優しい語り口です。
「聞きやすい」といつも聴聞に来てくださるご婦人の感想。

こうした永代経法会そして報恩講などの行事にはお世話方、お花方、お飾り方、婦人会さんなど大勢の方々のご支援ご協力のもとで立ち上げられてゆきます。
住職は住職なりにやるべきことをやっておりますが、あくまでそれは要素の一つでしかありません。
当日、法会という生き物がフワリと自ら動き出す瞬間があります。私はそれを「あ、始まったな」と感じ、後はついてゆくばかりであります。