3.11を忘れない [日記、時候]
3月11日 午後1時30分より『東日本大震災追悼法会』を厳修しました。
今年で五回目となります。平日にもかかわらず大勢の方がご参集くださいました。
約30分の勤行。皆さまには焼香をお願いしました。
2時過ぎから松野尾浩慈さん(浄土真宗本願寺派・岡崎明願寺副住職)に支援ボランティアの経験談をお話いただきました。
松野尾さんは震災のひと月ほど後に現地に入り、本願寺派寺院を拠点としてボランティア活動を始められます。松野尾さんは寺のお勤めの少ない平日に、お米や生活用品などをトラックいっぱいに詰め込んで現地に向かい、支援物資を届けると共に現地で片付けなどを続けられました。
今回、現地で撮影された写真などをプロジェクターで紹介いただき、泥に埋まった店舗や、街中にとり残された漁船、門塀だけ残して流されてしまった住居跡など、被害の甚大さに改めて驚かされるものでした。
途中、東北の名産や郷土料理などもご紹介くださり、遠くに暮らす私たちにも身近に感じられるよう配慮していただきました。現地に足を運ばれたからこそ地元の人たちの機微に気付かれたことなどもいくつかお話くださり、手を差し伸べることが全て良い事はならない現実など教えられたそうです。
「被災者」という呼称でひとくくりにしてはならないことなど、非常に大事な点であります。
2時46分に合わせて、1分間の黙祷を会場の全員で行いました。耳を澄ませば市内のあちこちから鎮魂の鐘の音や追悼のサイレンの音などが聞こえてきました。今、日本中でこうしてこの瞬間を共にしていると思うと、それらの音がとても悲しくそしてあたたかな響きに聞こえてきました。
今年で五回目となります。平日にもかかわらず大勢の方がご参集くださいました。
約30分の勤行。皆さまには焼香をお願いしました。
2時過ぎから松野尾浩慈さん(浄土真宗本願寺派・岡崎明願寺副住職)に支援ボランティアの経験談をお話いただきました。
松野尾さんは震災のひと月ほど後に現地に入り、本願寺派寺院を拠点としてボランティア活動を始められます。松野尾さんは寺のお勤めの少ない平日に、お米や生活用品などをトラックいっぱいに詰め込んで現地に向かい、支援物資を届けると共に現地で片付けなどを続けられました。
今回、現地で撮影された写真などをプロジェクターで紹介いただき、泥に埋まった店舗や、街中にとり残された漁船、門塀だけ残して流されてしまった住居跡など、被害の甚大さに改めて驚かされるものでした。
途中、東北の名産や郷土料理などもご紹介くださり、遠くに暮らす私たちにも身近に感じられるよう配慮していただきました。現地に足を運ばれたからこそ地元の人たちの機微に気付かれたことなどもいくつかお話くださり、手を差し伸べることが全て良い事はならない現実など教えられたそうです。
「被災者」という呼称でひとくくりにしてはならないことなど、非常に大事な点であります。
2時46分に合わせて、1分間の黙祷を会場の全員で行いました。耳を澄ませば市内のあちこちから鎮魂の鐘の音や追悼のサイレンの音などが聞こえてきました。今、日本中でこうしてこの瞬間を共にしていると思うと、それらの音がとても悲しくそしてあたたかな響きに聞こえてきました。
2016-03-13 20:29
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