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ブッダのことば 「 憎しみ 」 [日記、時候]

実にこの世においては、およそ怨みに報いるに怨みをもってせば、ついに怨みのやむことがない。堪え忍ぶことによって、怨みはやむ。これは永遠の真理である。


パリで起きた同時多発テロによって多くのいのちが奪われた。ISが犯行声明を出したという。
これは新しい戦争の始まりのように感じられ恐ろしい。
空や海から巨大な軍隊が押し寄せるのとは全く違う。
知らぬ間に体の中に入り込んだウィルスのように、憎悪と使命感に駆られた個人が、無作為に周りの人々を殺傷する。それは空から一発の爆弾が投下されるよりも恐ろしい。防御できないからだ。
世界中のどこでこうした殺戮が起こるのか分からない状況です。

ブッダの言葉を紹介する。とても有名な一節です。
今、この言葉を掲げることに少しだけ勇気がいったことに戸惑いを覚えた。
「被害者の奪われたいのちを軽んじるのか」
「テロ行為を許すというのか」といった声が私自身の中から聞こえてくるからです。

でも、だからこそブッダ(お釈迦様)に教えを請わなくてはならない時だと思うのです。

このままISを叩き潰そうと、更に多くの人のいのちを奪い続けるならば、憎悪と怨みは更に大きく燃え上がり、その火の粉は世界中に当然日本にも飛んでくるに違いありません。




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