レジェンド「輝き続ける星のように」
展覧会の案内が続いています。
今回は「中林忠良展 銅版画をモノタイプ(もう一つの彩月)」
5月23日(土)~6月14日(日) 11:00~18:00
ギャラリーサンセリテにて
中林忠良氏は東京芸大時代からずっと銅版画一筋の人です。
彼の画業を代表するものとしてある機関誌の表紙を手掛けてきたことを挙げられるでしょう。
それは『済生』といって、恩賜法人(明治天皇の命により始まった)済生会の機関誌です。済生会病院といえば全国各地にありますね。
その機関誌の表紙を50年と9ヶ月、約600号もの表紙を彩ってこられたそうです。
ただ600枚の作品を作ったに留まらず、そうして培ってこられた意識と技術の積み重ねが、今日の氏の作品を一層高めているのでしょう。
まるで風景そのものが目の前に広がっているかのようにさえ感じられます。手跡をさがしても見つからないくらいなのですが、実は緻密な作業がこの裏ではなされているのです。
その辺りは会場内で写されている中林氏の制作過程をカメラで追ったNHKの番組『土曜美の朝』をご覧いただくとその様子が解ります。ただしあまりに氏の作業が老練なため一つ一つの作業をさりげなくやっているように映っていますが、実はとんでもなく高度な技の連続なのだそうです。(是非ご覧ください!!)
手前が銅版です。非常に美しい表面を見せています。奥がその刷り上がったもの。軽やかに昇華した姿が現れました。
氏のお使いの道具類。使い込まれた表情が何とも言えない艶やかさを湛えています。こうした道具を目の前にすると、意味もなく使って見たくなります。
ギャラリーの情報です。
http://sinceriteblog.jugem.jp/
今回は「中林忠良展 銅版画をモノタイプ(もう一つの彩月)」
5月23日(土)~6月14日(日) 11:00~18:00
ギャラリーサンセリテにて
中林忠良氏は東京芸大時代からずっと銅版画一筋の人です。
彼の画業を代表するものとしてある機関誌の表紙を手掛けてきたことを挙げられるでしょう。
それは『済生』といって、恩賜法人(明治天皇の命により始まった)済生会の機関誌です。済生会病院といえば全国各地にありますね。
その機関誌の表紙を50年と9ヶ月、約600号もの表紙を彩ってこられたそうです。
ただ600枚の作品を作ったに留まらず、そうして培ってこられた意識と技術の積み重ねが、今日の氏の作品を一層高めているのでしょう。
まるで風景そのものが目の前に広がっているかのようにさえ感じられます。手跡をさがしても見つからないくらいなのですが、実は緻密な作業がこの裏ではなされているのです。
その辺りは会場内で写されている中林氏の制作過程をカメラで追ったNHKの番組『土曜美の朝』をご覧いただくとその様子が解ります。ただしあまりに氏の作業が老練なため一つ一つの作業をさりげなくやっているように映っていますが、実はとんでもなく高度な技の連続なのだそうです。(是非ご覧ください!!)
手前が銅版です。非常に美しい表面を見せています。奥がその刷り上がったもの。軽やかに昇華した姿が現れました。
氏のお使いの道具類。使い込まれた表情が何とも言えない艶やかさを湛えています。こうした道具を目の前にすると、意味もなく使って見たくなります。
ギャラリーの情報です。
http://sinceriteblog.jugem.jp/
2015-05-27 12:00
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