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ようやく、入った [正太寺]

以前ここでご紹介した、平和がいかに大切か訴えてくる小学一年生の詩。
それが絵本となりますよとお伝えしておりました。
http://shotaiji.blog.so-net.ne.jp/2014-06-23-2
そして昨日、届きました。新聞に紹介され全国から注文が殺到したのでしょう。ネットショッピングにしてはずいぶんと届くまでに日数がかかりました。
絵本へいわってすてきだね.jpg

絵を描いているのは長谷川義史氏。私の大好きな絵本作家です。本の帯には「6歳の少年の詩を長谷川義史が魂で描いた」とあります。
少年の詩のもつ純粋な願い、ストレートな叫びを感じ取るほどに、そこに絵を加えるということに、相当な畏れがあっただろうと察する。
この本のあとがきに長谷川義史氏が書いています。
(前略・・・ぼくは安里くんに会いに、与那国島をたずねました。そこは、この詩のとおり、長命草がたくさんはえ、与那国馬がヒヒーンとなく、青く美しい、光まばゆい、風吹く、そして、のんびりした、おだやかなところでした。「このへいわがずっとつづいてほしい」という安里くんの思い願いを、そのまま感じました。
・・・中略・・・この島の、あの友の、思いを、願いを、しっかり描かねば。いかなる理由があるにせよ、いえ、理由なんてないのです。人々を殺し、傷つけることは、まちがいです。あの子たち、この有生くんたちを、戦争という名の、残酷で恐ろしい殺し合いに、巻き込んではいけない。
そのことを、そのごくあたり前のことを、光のなかに生まれてきた一人の少年が、ぼくたちに教えてくれているのです。)

この『へいわってすてきだね』も、本堂の本棚に置いておきます。是非お手に取ってご覧ください。
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