職人魂 [新聞、書籍より]
ニュースでバット職人・久保田五十一(いそかず)氏の引退が報じられていた。
あのイチローや松井秀喜といった一流選手から絶大なる信頼を得、「現代の名工」にも選ばれたほどの方である。
普段野球など気にも留めていない私だが、氏の引退の挨拶にハッとさせられた。
「いろんな選手の方、たくさんのバットの木に支えられて55年間もこの仕事を続けることができました」
自分を支持してくれた選手に対しての感謝のみならず、生涯に50万本ともいわれるバットを削り出すにあたり、向き合った「木」そのものにも惜しみない感謝を表されている。
氏は選手ひとりひとりの要望に耳を傾け、そしてノミを手に一本一本異なる性格の木と対話しながらの55年間であったのでしょう。
そこには「自我」というものが少しも入らぬ、ただ自分を虚しくしてもの作りに打ち込まれた職人魂を感じます。
あのイチローや松井秀喜といった一流選手から絶大なる信頼を得、「現代の名工」にも選ばれたほどの方である。
普段野球など気にも留めていない私だが、氏の引退の挨拶にハッとさせられた。
「いろんな選手の方、たくさんのバットの木に支えられて55年間もこの仕事を続けることができました」
自分を支持してくれた選手に対しての感謝のみならず、生涯に50万本ともいわれるバットを削り出すにあたり、向き合った「木」そのものにも惜しみない感謝を表されている。
氏は選手ひとりひとりの要望に耳を傾け、そしてノミを手に一本一本異なる性格の木と対話しながらの55年間であったのでしょう。
そこには「自我」というものが少しも入らぬ、ただ自分を虚しくしてもの作りに打ち込まれた職人魂を感じます。
2014-01-29 08:56
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