京都・興正寺

京都に行って参りました。
「若手有志による真宗合同布教大会」という超派による法話発表会のようなもの。勿論私は聴聞専門です、法話発表はできません。だって「若手有志・・・」ではありませんから。
ともかく、その会は素晴らしかったのです。その内容に触れる前に、今回の会所となって下さった真宗興正派本山について。

そもそも浄土真宗といわれるものには「真宗十派」といわれるように、１０の教団が存在します。

末寺の数の多いものから並べるとこんな具合です
浄土真宗本願寺派（お西）・・・・・京都
真宗大谷派　（お東）・・・・・京都
真宗高田派・・・・・・・・・・・・三重
真宗仏光寺派・・・・・・・・・・京都
真宗興正派・・・・・・・・・・・・京都
真宗出雲寺派・・・・・・・・・・福井
真宗山元派・・・・・・・・・・・・福井
真宗誠照寺派・・・・・・・・・・福井
真宗三門徒派・・・・・・・・・・福井
真宗木辺派・・・・・・・・・・・・滋賀

そして私が今回訪れたのが興正派本山・興正寺です。
どこにあるかといいますと西本願寺の南隣。細い道をはさんで並んでおります。

左が聖人を祀った御影堂、右が如来堂。境内こそあまり広くありませんが、重厚な作りの御堂でした。

こちらは御影堂の内陣です。

高いところから見ると、手前二つのお堂が興正寺、そしてその奥に並んで見えるのが西本願寺の御堂です。ね、四つのお堂が連なってみるのがよくわかりますね。

こちらが会場となりました興正会館です。ずっと昔、真宗教団連合による研修会がここを会場として行われ、ここで泊まったことがあったと思い出しました。もう25年も昔のことだなあ。