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暁天講座のご案内 [豊橋・牛川]

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恒例の豊橋仏教会・豊橋仏教奉賛会主催による暁天講座が開催されます。
日時と講師紹介
7月18日(月・祝)英月先生(真宗仏光寺派:大行寺住職)

7月19日(火)  尾角光美先生(一般社団法人リヴオン代表)

7月20日(水)  露の団姫先生(天台宗僧侶・落語家)

会場 真宗大谷派豊橋別院(豊橋市花園町8)電話0532-52-5083
毎朝6:00~7:00 (入場無料)
自家用車の方は「花園立体駐車場」をご利用ください。

豊橋仏教会の年間行事の中でも布教活動として一番重要なものと捉えております、この暁天講座もこれで51回を迎えます。毎回200名にも及ぶ市民の皆様にお越しいただき、私ども僧侶としても嬉しくもあり、また身の引き締まる思いをいただく場であります。
今回は特に初めての方にも関心を持っていただけるようにと、わかり易く、明るく、身近な話題としてお話しいただける先生にお願いしました。結果、若い女性講師揃いとなりました。

各先生のご紹介
18日 英月先生
講題「あなたがあなたのままで輝くために」
京都市生まれ。真宗佛光寺派・大行寺住職。銀行員生活を経て渡米。テレビCMに出演し、ラジオのパーソナリティなどを勤めた。帰国後に大行寺で始めた「写経の会」「法話会」には、全国から多くの参拝者が集まる。講演会や寺院受けの講習会の講師を務めるほか、テレビバラエティー番組「ぶっちゃけ寺」でも活躍。著書に『あなたが あなたのままで輝く ほんの少しの心がけ』(日経BPマーケティング)ほか。

19日 尾角光美先生
「グリーフケアが当たり前にある社会の実現」を目指して活動している。自身、2003年19歳で母を自殺により亡くし、あしなが育英会で病気、災害、自殺、テロ等による国内外の遺児らのグリーフケアに携わる。2006年より全国の自治体、寺院、学校での講演、研修に呼ばれるようになる。2009年リヴオンを立ち上げ、母の日プロジェクト、自死遺児支援など活動をはじめる。寺院とNPOの協働を表彰する浄土宗第5回「共生・地域文化大賞」にて、石川県のお寺における「グリーフサポート連続講座」が評価され「共生優秀賞」受賞。近著に『なくしたものとつながる生き方』(サンマーク出版)

20日 露の団姫先生
1986年生まれ、落語家兼尼僧。高校卒業を機に、噺家になるため上方落語の露の四郎に入門。同年、大師匠にあたる二代目露の五郎兵衛宅に住み込み、内弟子修行を始める。その一方で、15歳のとき、「生と死」の問題から「法華経」に出合い、感銘を受ける。2011年、天台宗で出家。2012年に比叡山行院での修行を行い、正式に天台宗の僧侶となる。「天台宗キャンペーンガール」も務める。現在バラエティ番組『ぶっちゃけ寺』でも活躍。著書には『プロの尼さん―落語家・まるこの仏道修行』(新潮新書)ほか。

「いっぺん、覗いてみようかな」とお気軽にお越しくださればありがたいです。
お待ちしております。



ひんやりと熱い [豊橋・牛川]

栗原瑠璃華 吹きガラス展 ―使う喜び、愛でる楽しさ―
2016年6月4日(土)~14日(火) ギャラリー入船


ギャラリー入船でおなじみとなっておりますガラス工芸作家・栗原瑠璃華さんの個展が開催中です。
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今回は「使う喜び、愛でる楽しさ」というテーマのもと、使いやすい器をメインに作品を展開し、且つ今回は栗原さんの器で抹茶やお酒も頂けるという企画となっております。

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というわけで私も抹茶を一服いただきました。こちらで500円です。

ガラス制作はご存知のように高温状態での作業です。ガラスを溶かす大きな炉で一週間かけて温度を上げながら、材料のガラスを溶かしてゆきます。そうして準備が整えばあとは一気に制作期間に突入。毎日朝から夜まで工房にこもり、補助の人との共同作業でもってひたすら吹いて、切って、つなげて、開いて、色を混ぜて・・・、聞いているだけでも汗ばんでしまうような熱い熱い数週間。

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ガラス器の魅力はこのひんやりと冷たい質感と滑らかな肌触り。シーズンはやはり夏がふさわしい。しかしこのきらめく光のその奥に、灼熱に熱せられたガラスのもう一つの顔を見ることができる。

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「あの炎をくぐりぬけて私は生まれたのよ」
ガラスは涼しげな独り言をつぶやく。

ギャラリー入船の情報です。
http://g-irifune.jugem.jp/

クリスティーナ・プリサカリウ展 [豊橋・牛川]

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 クリスティーナ・プリサカリウ展 4月11日~26日 
ギャラリー・サンセリテ 11:00~18:00 入場無料


まず、いくつかの作品をご覧いただきます。
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これらの作品が何から作られているかお分かりだろうか。全体のフォルムから察せられるかと思いますが、全て卵の殻なのです。
大きなものはダチョウの卵、小さなものはうずらの卵、他にもエミューやもちろんニワトリの卵も。
それらの卵をルーター(小さなやすりが回転する道具。歯医者さんの歯を削る機器をイメージしてください)で丁寧に丁寧に削り出したり、切り出したりして、美しく装飾されたものです。

作者のクリスティーナさんはルーマニア生まれ、今は日本に移り住み豊橋に暮らしていらっしゃいます。まるで妖精のように美しい女性です。
ルーマニアに限らず、ヨーロッパにはイースターなどで卵をカラフルに彩ったり、小さな穴をあけて模様を作ったりという風習がありますが、クリスティーナさんの作品はそうした域から完全に超越しております。誰に教わったわけではなく、自分で創意工夫を重ね独自の世界を作り上げたそうです。

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この作品は故郷ルーマニアで大好きだった祖父母が亡くなってしまったが自分は日本に居て会うことが出来なかったことを悲しんでいると、二葉のチョウがやってきて、まとわりつくように飛ぶ様子に「これは亡くなったおじいちゃんとおばあちゃんだ」と感じたことを作品に表わしたものだそうです。もちろんこのチョウも花も卵です。

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この造形も見事ですね。このフォルムをそのまま金属で巨大なモニュメントとして作っても十分成り立つのではないかと思います。その時は表面はクロームメッキでギラギラがいいなあ。

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今回の作品の中で一番気に入ったもの。手前左手はインク壺、右手は羽ペン。大きな卵が上下二色に分かれています。
その上部の点々をよく見ると・・・卵の頂点から渦巻き状にびっしりと文字が並んでいます。愛の詩を書きこんでいるそうですが、なんと緻密なことか。この仕事の正確さひたむきさには感動します。
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この展覧会は26日までです。クリスティーナの作品がこうして身近なところで見ることができるのも、愚々(たまたま)クリスティーナが豊橋に暮らしているからのこと。今後ルーマニア大使館に常設される予定もあるらしく、世界的に活躍の場を広げていかれるのではないでしょうか。
拝むなら今、いやいや、見るなら今。ケースに鼻をくっつけるようにして見ることができます。

ギャラリーサンセリテHP
http://www.sincerite.info/

タミヤとファインモールド [豊橋・牛川]

寺報作りに没頭し、昨晩晴れて脱稿。
気分よく豊橋美術博物館へ

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『模型の魅力展 タミヤとファインモールド』   2/20~3/27
 

美術館でプラモデルの展示!?
ちょっと意外でありましたが、とりあえず見てみようと出かけました。
館内に入るといきなりハーレーダビッドソンの本物とその隣にタミヤの同プラモデル版がお出迎え。
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もう、これで私の中でスイッチが入りました。
(懐かしい)×(楽しい)×(嬉しい)=???
展示室に入る前に早速「TAMIYA」のTシャツを購入。まるで中学生。

始めは模型の歴史から、初めは木製模型だったものからプラスチックを素材とした模型へと移行。
そこに日本を代表する「タミヤ模型」が生まれ、1960年代から戦車、戦闘機、軍艦、レーシングカー、バイク・・・
ケースを覗き込みながら、ついニヤニヤ。
「あ~これこれ!」「ぅわっ、なつかしい~」と心の中でつぶやく。

子どもと一緒に遊んだミニ四駆や完璧なジオラマなど張り付いてしまいました。

そして最終室、「ファインモールド」の展示です。
ファインモールドの名前を知らない方も多いかもしれません。豊橋にあるプラモデルメーカーです。
とことんこだわり抜いて製品化された各モデルは、その表情が違います。これまで見てきた大量生産型のタミヤのモデルとは精巧さにおいてワンランク上と感じました。(地元豊橋を贔屓してというわけではありませんよ)

今回の展覧会、男の子には是非、そして昔男の子だった人にも見てもらいたい内容です。

(中にホンダCX500TURBOの実車が当時の姿そのままで展示されていました。これ、すごいと思います)

メタルに萌え [豊橋・牛川]

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山本一樹 シルバージュエリー&メタルワーク
2016年2月11日(木)~21日(日) ギャラリー入船 入場無料


お馴染みギャラリー入船において只今山本一樹氏の個展が開催されています。
案内はがきに載っているシルバーアクセサリーも数多く展示されておりますが、今回私が惹かれたのは鉄を素材に作った作品たちでした。
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これはドアノブです。ひとつひとつ叩いて形成されておりますので、その表面から発せられる存在感が所有欲を刺激します。
制作過程を写真で拝見すると、真っ赤に熱した鉄をガツンガツンとハンマーで叩きながら曲面を描いてゆくのですね。正に「鉄は熱いうちに打て」であります。

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こちらのデンと構えた鍋敷きと銅の鍋も叩きだしで作られたもの。持ち手の木部も丁寧に削り出したものだそうです。これと同様のものを山本家では実際に使っていらっしゃるとのこと。
さざ波のような打ち出された表面のてかり具合がなんともいい感じです。

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大型な一点、アップライトです。大胆な構成と細部のメカニカルな納まりが好きです。

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金属ならではのきらめきとひとつひとつのパーツが「仕事してますっ」て感じが・・・いいねえ~。

ギャラリー入船  (12:00~18:00)
豊橋市入船町11番地1  TEL0532-46-7888

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