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78円の命 [日記、時候]

本堂の本棚に新しい絵本が並びました。
『78円の命』
78円の命1.jpg

この表紙のネコは「キキ」といいます。
キキはノラ猫です。キキが子猫を産みました。
近所に住む谷山千華ちゃんはとってもその子猫たちが好きでした。
ところがある日、子猫たちは保健所に連れていかれてしまいました。
千華ちゃんがインターネットで調べてみると、やがてその子猫たちはその多くが殺されてしまうことを知り、深い悲しみにくれます。

当時小学校6年生だった千華ちゃんはこのことを作文に書きました。その作文が人々の心を揺さぶり、学校の授業にとり上げられたりされ、この度一冊の絵本となったのです。
78円の命2.jpg


作者の谷山千華さんが本の帯でこのように語っています。
今日もまたどこかで罪のない命が消えようとしています。
つらいけど・・・悲しいけど・・・それが現実・・・。
この絵本を通じて、ひとりでも多くの人が命の尊さを考えるきっかけになることを願っています。
大切な命がひとつでも救われますように。
そして動物が安心して暮らせる世の中になりますように。

谷山千華さんは現在豊橋の高校生です。
だからというわけではありませんが、絵本発売を聞き、本堂に備えることにしました。
是非、お手に取ってご覧ください。

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ミヤパパ

私は小学生の頃犬を飼っていました。
あまり世話をしませんでした。
両親は共働きで犬の世話は大変ということで、その犬は保健所に連れていかれる事になりました。わたしが、ぼくがちゃんと面倒を見るからといえば連れていかれることはなかったと思いますが、私はそうは言いませんでした。
わたしは見殺しにしたのです。
そのあと犬を飼いたいと何度かおもいましたが結局一度も飼いませんでした、私に資格がないと思っています。
by ミヤパパ (2016-11-10 01:10) 

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