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法話の鍛錬 [高田本山]

少し日が経って過ぎてしましましたが、9月27日に高田本山にて法話布教の研修会「布教伝道研修講座」が催されました。会場は今回は特別に高田会館ホールです。参加は僧侶でなくとも可能です。一般の方もたくさんお越しくださいました。
布教伝道研修講座20160927.jpg

(この会場、明るいしおしゃれな雰囲気なのですが、音響が弱点。声がこもってしまって聞き取りにくい。改善を望むところ)


 さて、この研修は若手僧侶が15分間の法話を考え、実際に大勢の人の前で話すというものです。こうした実演研修が年に3回、そしてベテランの法話大会が1回あります。
 今回の実演は長松真見氏と島義恵氏でした。長松氏は自分の弟のように可愛がっていた愛犬の死を通して感じとったいのちを「あたたかい」という身近で新鮮な言葉でもって表現されました。
 島氏は祖父との思い出とともに、振り返れば祖父の願いの中を生きてきた自分であったと気づかされ、そこから本願のはたらきを感じると語ってくれました。
 総括を講師の本願寺派布教使・花岡静人先生よりいただきました。真宗の法話は世間一般や仏教一般とは一線を画すところにその醍醐味があるとして、決して「わかりやすさ」を求めるあまり本質を見失わないようにとのご指摘をいただきました。
 そして今回初めての試みとして会場でアンケートを実施したところ、両実演者や当講座への感想や意見などを多数頂戴することができました。今後の講座運営の参考や各出演者への励みになることと思います。
 次回以降の講座の予定です。11月29日(火)・来年2月7日(火)ともに午後1時30分より。


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