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古文書を読んでもらう [日記、時候]

たまたま知り合った方々。それは古文書を勉強されていて、あちこちの文献などを訪ねていらっしゃるという。
正太寺にも何かあるでしょう、と打診をされました。
私は昔の文献などにあまり興味もなく、もちろん読むことなど全くできません。数年前に本堂の耐震工事を行うにあたり、自分には判断できないが、ひょっとしたら価値のある(大切にすべきもの)かもしれないと考え、棚の中から出てきたホコリくさい和綴じの本やら畳んだ紙、手紙など一切をダンボール箱に詰めて、いつかこれらを読むことのできる人が現れた時まで封印したわけです。

古文書.jpg

それが本日で二回目なのですが、6,7名の方々によりダンボール箱を開け、分類したり、破れを直したりしながら、黙々と作業をしてくださっています。

「流石だな・・・」

読める人が見れば、単なる一枚の紙切れが「これは当時の様子の分るいい史料になりますよ」と教えてくださる。
こんな田舎の小さなお寺でしかなかった正太寺でも、吉田藩や俳人、遠くのお寺さんなど様々な交流のあったことが分かりました。

報酬もなしにこうした地道な作業を、嬉々としてやってくださる皆さんには只々感謝するばかり。
私もちょっと欲が出て、あの屋根裏のほこりまみれの戸棚の中をさぐってみようかしらん。
正太寺の隠れていた歴史が顔をのぞかせるかもしれません。


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