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海難1890 [日記、時候]

今日は師走のあわただしい中、現在上映中の映画『海難1890』を観てきました。
http://www.kainan1890.jp/

これは1890年(明治23年)にトルコから親善訪日使節団を乗せた軍艦「エルトゥールル号」がやってきます。一団は東京で明治天皇に謁見し、トルコへと帰路につきました。ところが台風に遭い紀伊半島串本で座礁、蒸気機関が大爆発を起こしてしまいます。600名以上が海へ投げ出されてしまいました。
嵐の夜の海で命がけで彼らを救出したのは大島の寒漁村の人たちでした。こうして69名の尊い命が救われたのです。
この勇敢なそして慈愛に満ちた行いがトルコと日本を友情で結ぶこととなったのです。

それから95年後の1985年、今度は日本人がトルコの人々の勇気と友情によって助けられるのです。
エルトゥールル号の遭難.jpg
この一連の流れは絵本『エルトゥールル号の遭難』(寮美千子著)にとても分かり易く紹介されています。(正太寺本堂の本棚に置いてありますよ)

10年の歳月をかけて作られたこの映画、その作り込みに感心しました。エルトゥールル号が遭難する場面など、本当に船を一艘、嵐の夜に難破させて撮ったかと思うほどでしたし、1985年のドラマもドキュメンタリーのようでハラハラさせられます。

お正月を過ぎるとあっという間に上映期間終了になりそうですのでお早めに・・・。

そして、やられちゃいましたよこの映画には。こんなに泣かされるとは思いもしなかった。
帰りに洗面所で鏡を見たら目が真っ赤で恥ずかしかった。

オマケ
トルコ人493.jpg
トルコの人たちが船の乗組員としてたくさん出てくるのですが、皆一様に口ひげを蓄えているので、同じ服装になってしまうと、誰が誰だかわからなくなってしまう。
でもきっと、トルコの人たちが私たち東洋人を見たら、同じように誰が誰だかわからないくらい一様なのっぺりした顔ばかりにみえるのでしょうね。


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